TEDxTokyo 2012 - Where Art Meets Sience
今年6月30日に開催されるTEDxTokyoのテーマは、科学とアートが出会うとき。
これってもろ、リベラルアーツが根底にあるんでしょうかね。いいですねー。
Jobsの死後、リベラルアーツが盛んに語られてます。
リベラルアーツはよく一般教養と訳されてますが、ちょっとそれだと言葉たらずだと思うんですよね。
もともと明治の文明開化のときに、Liberal Atrs を訳したのが、「藝術」らしいのですね。
(*日本語の「藝術」という言葉は元来、明治時代に西周(にし あまね・啓蒙家)によってリベラル・アートの訳語として造語されたものである。 wikipediaより)
で、その「藝術」がいろいろ時代の変遷の中で意味が変わってきて、ここ最近、Liberal Artsが注目を集めてきてこんどは「一般教養」と捉えられてるみたいですね。
なんか変なの。w ちょっと違和感があります。
アメリカにはリベラルアーツカレッジと呼ばれるSmall College が沢山あるんですが、Liberal Arts x 専門過程 になります。
日本の大学みたいに2回生まで一般教養を取ってから3回生から専門過程を取るんじゃなく。このLiberal Artsのクラスは4回生になるまで続きます。
ぼくが行ってた Holy Names College(カリフォルニア州オークランド)ではこのクラスを Core Program と呼んでいました。
このCore Program、単なる一般教養ではなく、もっと多方面に渡ってカバーしています。
エリアは歴史、音楽、商業、文学、絵画、宗教、などなどほとんどすべて。また時代も、世界の神話時代から、古代、中世、近代、現代、と。それぞれの時間軸で切った時代の枠を上記のエリアから様々なテーマをピックアップして討論します。
このクラスは、世界の多様性を受け入れる懐の深さが最初からありましたね。教授がよかった。
そうは言ってもみんな自分の国が一番だと思ってるから、アメリカ人の生徒の1人は、平気で他の国の地理なんかしらなくていいと言ってるし、すげー傲慢。w
メンタリティとしては、America and ROW(Rest of the World、アメリカと他残りの国)だし。
ヨーロッパ人は(これも乱暴なくくりかただけど)中東、極東という言い方に何の疑問ももたないし。当たり前か。イギリスから見て、FarEast(東の果て、極東)、Middle east(極東のちょっと手前だから中東)なんだろうけど、言われてる「日出る国のニッポン人」としては面白くないんですよ。えぇ。w
で、ぼくが問題定義したんだけど、もうみんなの立場と見方が違うから、すごい盛り上がって。w
こういうのって、地球は丸いから、どの立ち位置から見るかによって変わってくるよ、と。
だから、FarEastはまた逆も言えるよ、と。
日本から見たらFarWestなんだよ。でも、それは彼らには受け入れられない。w
とかね。
なんかぜんぜんLiberalArtsの説明になってません。w
まぁ、自由に議論できるし、とっても幅広い教養を勉強できたっていう意味ではとってもよかったと思いますよ。
また思い出したら書いてみようと思います。