川向正明のリベラルアーツって美味しいの?

テクノロジーの前に、大事なのはリベラルアーツとヒューマニティですよ。

裸踊りとリーダーシップとマービンゲイ

 

これが鳩山元首相がネタにした裸踊り。 まずは見てください。

 

最初の馬鹿がいないとどうにも始まらない。でも、最初にやってきたフォロワーが、分かりやすく次に続くように見せてやれば、その後は、どんどん広がってくる、と。ほぉ。w

最初の馬鹿+1人目のフォロワー+次のフォロワー、と、3人になったところで、もうあとは坂を転がり落ちるようにムーブメントになっていく。

うーん、深い。www

 

そういや、ぼくらも田舎でいろいろ新しい技術を入れていって広めていこうと思ってたけど、最初のフォロワーとしての見せ方がまずかったのか。w

いかに新しいことを分かりやすく見せてあげるか、それにつきるよね。

2006年にfonを入れたり、その後に続くセカイカメラを広めてたりしたけど、まだまだ田舎では難しすぎたかな。

それでも、セカイカメラ立山連峰で産学官連携で実証実験までやったし(ぼくはいませんでした)、なかなかARの運用の基礎のノウハウはしっかり溜まっていったと思うのですね。さすが仲さん。w

 

そこで、この馬鹿について、似たような経験があります。

まだ留学してた頃だからまだ1990年前半?

ぼくの行ってた大学がOaklandにあるので、よくBekeleyには飲みに行ってたのですね。

まぁ、学生が行くBarだから、みんなビールをピッチャーでがんがん飲んでて。w

そこで、ふと、マービンゲイのLet'sGetInOnが聞こえてきました。

学生も当然知ってる曲なんだけど、ぼくはSOULが大好きなので、口ずさむより少し大きく歌ってたんですよね。そしたら目の前にいた奴が乗ってきて、ぼくも気分よくもっと大きな声で歌って、まぁ、カラオケ状態すよ。

スプーンをマイク代わりにして、最初は椅子の上で歌ってた。

そしたら、だんだん周りに人がよってきて、しまいにはテーブルの上で歌ってた。

気づいたら、店のみんなで大合唱してた。www

で、ライブのように、

Comon'Comon'Comon',,,Everybody Scream!とぼくが言うと、

店中、Wooooooo!!!!!!

そのやり取りが何回かあって、大盛り上がり。w

と、すごい事になってしまった経験があります。w

 

最初の馬鹿はたしかに必要。

でも、あの時、目の前の奴がうまく乗せてくれたから、あの奇跡がおこったのですねー。

東洋からやってきた黄色人種が、いきなりテーブルの上でマービンゲイを歌っても、黒人も白人もその他、沢山の人たちが一緒に歌ってくれた。

うーん、アメリカ、自由の国やわぁ〜と、ひとり感動したのでした。w

あ、そういやサンフランシスコでUB40のライブに行ったときも、ぼくの周りだけ、なぜか盛り上がってたと思います。

そんなあほな踊りをしてたのか、俺。w