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Masa D. Kawamukai's blog

Sushi, Sashimi, Teichiami 氷見の越中式定置網を世界へ。 TEDSummit2016 atendee

【#Himi #TED #TEDActive #TEDx】 ナショナルジオグラフィック日本語版で、「定置網」が紹介されました。

ナショナルジオグラフィックで、定置網について紹介されました。

記事はこちら。

持続可能な漁業を目指して、ますます注目される定置網 | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版公式サイト

最近は、いろんな農法が知られてきたけど、漁業にいたってはまだまだですね。

巻き網、延縄、地引網、定置網、、、などなどいろいろあります。

それぞれどんな特徴か、たぶん、さっぱり分からない人が多いと思うんですよね。

しかも、それぞれ長所短所があって。

しかし、記事中であるように、定置網の一番のメリットは、持続可能な漁法、つまり獲り過ぎないということです。

 

2013年に、世界銀行と当時所属していた氷見市観光協会との共同開催で、「持続可能な漁業の未来と資源管理」というセミナーを、世界銀行東京オフィスに併設されている東京ラーニングセンター、世界銀行リベリアオフィス、氷見市水産センターをビデオ会議システムで繋いで開催いたしました。

レポートは、こちら。

ニュース : レポート:持続可能な漁業の未来と資源管理 — 東京開発ラーニングセンター (TDLC)

世界銀行の事前の案内はこちらから。(イベントは終了してます)

 

ここでも、氷見の定置網は、獲り過ぎない、持続可能な漁法として高く評価していただきました。また定置網を地元住民と作っていく過程において、

コミュニティビルディングにも有効であるという意見も出されました。

この時にプレゼンで使用したスライドは、こちら。

TICAD V, Himi’s fishery set net fishing and JICA's fishery training...

 

しかし、これが地元にいくと、あまりにも「当たり前」なため、あんまり評価されていないんですね。w

これにはびっくりしました。やはり外の目線は必要だな、と。

 

氷見は、寒鰤が有名ですが、それもたった冬の間の2ヶ月間だけ。じゃ、なんで、氷見の寒鰤がすごいのか、誰も知らないし、語られていない。

ぼくも氷見で仕事するまではまったく知りませんでした。

その理由のひとつが、定置網だったんですね。

そのほかにも、タイミングがばっちりだったり(回遊魚である鰤は夏は北海道で捕食をしてまるまる太って、冬になると九州で産卵するため南下。その途中、富山湾に入り込んでとれるのでばっちりのタイミング。)、地形が優れていたり(南下してきた鰤が能登半島でぶつかって獲れます。また能登半島が冬の西風を防いでくれるので通年操業できます。能登半島根元東側は遠浅なので、定置網も敷設しやすい環境。)、というのがあります。

 

氷見の寒鰤が旨いのは、定置網で大切に獲られるから。

その定置網で獲れた魚は、1年を通じて、美味しい。

という風に今年1年、仕掛けてきました。

 

今年度(H26年度)の締めとして、30周年記念TEDバンクーバーで開催)で、同時開催された

TEDActive 2014: The Next Chapter

(ウィスラーで開催。TEDに比べてカジュアルですが、世界中からTEDxオーガナイザーが集まる)で、ぼくの広めたいアイデアとして参加者と定置網の話をしてきました。

 

期間中も、裏イベントとしてTEDx1242Salonが開催され、そこで、定置網プレゼンをしてきました。

f:id:Masa_Kawamukai:20140329114020j:plain

 

SuiteRoom1242で開催されたので、TEDx1242Salon。w

 

参加者のほとんどが世界中のTEDxオーガナイザー。このときは、深夜にもかかわらず約60人ほどが参加。

 

日本から400年続く、定置網漁が出てくるとは思ってなかったでしょうけど。w

持続可能な漁法で、昔は藁縄で網をつくってて、環境にもやさしい、山と海の循環ができている、エコフレンドリーなど、こちらでも驚きとともに評価していただきました。

 

ただ、別の日に、日本人はイルカとくじら食ってるからだめだ、とダメ出しされましたが、こちらは別ラウンド討論をし、1人は納得、もう1人は、議論放棄となりました。。。これは、また別の機会で書きたいと思います。

 

他にもTEDActive2014のTEDYouセッションで登壇された、TED2006のスピーカーで

Biomimicry 3.8 CEOでもある、

Janine Benyus: Biomimicry's surprising lessons from nature's engineers | Talk Video | TED

 にも定置網の話をしましたが、

No overfishing(乱獲)、No by catch(本来獲るべきものじゃないものが獲れてしまうこと)がない、しかも、持続可能であることが高く評価いただきました。

 

また、同じくTEDYouで登壇されたフロリダのシーワールドでディレクターをしている Scott Gass さんにも、同様に評価していただきました。

Scott Grassさんの紹介はこちら。

TEDYou Session | TEDActive Blog

 

そんなこんなで、定置網。きますよ。いや、こさせますよ。

 

2014年5月にはワシントンD.C.で、日本大使館主催で北陸新幹線開業記念、ジャパンイベントがあるんですが、なんと富山県がブースを出すのです!

ここでもヘルプしてきて、氷見の定置網文化を広めてきたいです。

 

さらに、世界銀行が日本で開催した年次総会の仙台会合 Sendai Dialogueを

TEDxSendai 2012として開催、そのときにお世話になった、世界銀行のみなさんにも定置網のお話をしたいなぁ~、、、。

と、密かに目論んでいるのです。(ここで書いてる時点でばればれですが。w)

 

持続可能・サステナブルって、実は、日本が昔からやってきたことなんですけどね。。。

 

これぞ温故知新だと思うんですね。

Learn from past and apply to our world.

 

最後に、氷見で一番印象に残ったことば。

「天の恵みのおこぼれをいただく。」

 

天の恵みじゃなく、さらにそのおこぼれをいただく。

定置網に入った魚の8割は逃げてしまうため、こういう思想になるんですね。

 

なんて素敵な言葉だと思いませんか?