Unreasonable at sea - Unreasonable Tokyo (その1)
Unreasonable at sea を知っているだろうか?
世界を代表する20人のメンターと、環境問題などを解決する11の社会起業家と、1つの船に乗り込んで13ヶ国を100日間かけて航海、寄港地で、政府高官や投資家、ビジネスパートナと交流するというめちゃくちゃ楽しそうなプロジェクト。その最初の寄港地がなんと日本!
1月27日(日)は恵比寿デジタルガレージで、彼らのプレゼンピッチと交流会が、1月30日(水)は京都同志社大学ビジネススクールで、ワークショップが、それぞれ開催されました。
ぼくは幸いにも両方のイベントにスタッフとして関わることができました。
Unreasonable Tokyoでは、11社中、8社のプレゼンピッチがありました。
どれもがエネルギッシュで、しかもプレゼン自体のクオリティも高く、TEDで出てきてもおかしくない高さ。(ちなみに、TED Fellowsがパートナーになっていました。)
今年のTEDxKyotoにスカウトしたいぐらいでした。w
中でも印象に残ったのは、最初のプレゼンで圧倒的な存在感を見せつけた、
薪を集めるのに4時間もかかり、室内でストーブで調理するので、気管支の病気が蔓延しているそう。
そこで、太陽熱を集積してお湯を湧かす装置を開発。
最新式は1リッターの水をたった5分で沸かすことができ、しかも、太陽熱を蓄電することもできるすぐれもの。
商品もすごいけど、彼女のプレゼンも堂々としていて見事だったなぁ~。
次は、Sexyペドロの、セクシーな浄水装置のaquaphytex。w
途上国には、まだまだ上水道の整備がされていなく、飲み水が原因でなくなる子供たちが大勢いる。
そこで植物の力だけで水を浄化する技術を開発。しかも、IPを公開して世界の水問題を解決したいという、なんとも壮大な目標を持つ、スペインからやってきた aquaphyten。
CEOのペドロがまた憎めない奴で、プレゼン中、sexy solution, sexy device と、セクシーを連発。
いや、君が一番セクシーだって。w
まだまだありますが、まずは印象に残ったのを書いてみました。
それにしても、シリコンバレーに代表されるTechベンチャーばっかりだと思ってたら、ベンチャーで社会貢献するという方向にいってるというのが確実に、世の中はいい方向に変わってきてるなぁ~と思いました。
もちろん、シリコンバレーのベンチャーも、真剣にMake the world better placeと思ってる人ばっかりなんだけど、植物だけで水を浄化するっていうのはなかなか出てこないもんね。
他にも Unreasonable Tokyoについては、様々な人がブログで書かれているので、そちらを参照ください。
本荘先生のブログ。
Unreasonable Tokyo スゴイ世界の社会起業家たち(1)
Unreasonable Tokyo スゴイ世界の社会起業家たち(2)
Unreasonable Tokyo スゴイ世界の社会起業家たち(3)
Unreasonable at sea - Unreasonable Tokyo (その2) はこちら